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代々木忠プロフィール

ビデオの中のレイプシーン

 彼女たち2人にとって、それはあくまでも面接であるはずだった。男優3人が自分たちと話しているのも、それはお互いの自己紹介と撮影に関する打ち合わせだとしか思っていなかっただろう。

 

 だから、男優2人がいきなり自分の横にすわっている女性に襲いかかったのを見たとき、彼女の表情は予期せぬ出来事に一瞬凍りついた。自分の見ている前で、きょう初めて会ったその女性は服を剥がれ、胸を揉まれ、いきり立つペニスを口にくわえさせられていた。

 

 次には自分がそうされると思ったかもしれないが、結局、彼女の体はこわばったまま動かなかった。男優の手が伸びてくる。彼女は「イヤだ! さわらないで!」と必死に抵抗した。すると後ろから抱きかかえられ、隣の女性が何をされているのか、無理やり見せられる。いつしかその女性はパンティも脱がされ、太いペニスをアソコに入れられていた。

 

 視線をもとに戻した瞬間、男優のもう1人も加わり、今度は自分が力ずくで押さえ込まれていた。そして下半身を指と舌で愛撫されていく。そのうち、隣の女性としていた男優が自分の上におおいかぶさってきた。両膝を割って、ペニスが挿入される。そのまま抱き上げられ、応接室を出て、みんなが仕事をしている部屋に連れていかれる。机の上で彼女はボンボン突かれた。そのとき、彼女は初めて「気持ちいいーッ!」と叫んだのである。

 

 これは「ザ・面接」シリーズのひとつだが、このシリーズでは面接の最中に男優が、いきなりそのままやってしまう。もともとレイプ願望のある子を選ぶのだが、まさかこんな所でというタイミングが必要とされる。私としても怖い。一歩間違えると、彼女たちの心は傷ついてしまう。

 

 もちろん、男優たちも怖いのである。だから、始める前に私は彼らに言う。「中途半端だけはやめよう」と。もし男優に、自分はいけないことをしているという思考が働いたら、彼女たちは自分を開くことができなくなってしまうだろう。彼女たちの思考が落ち、真剣勝負をしている男優たちの愛にふれたとき、彼女たちはオーガズムを体験できるのである。

 

『色即是空』より


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