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女性に読んでほしいコラム


第65章 セックスの相性

 「相性」とは『広辞苑』によれば「共に何かをする時、自分にとってやりやすいかどうかの相手方の性質」だという。「共に何かをする」、それがセックスならば、その「相性」とは結局どういうことなのだろう。

 読んでいるあなたが自らの経験をふり返ったとき、「相性がいい」と感じた相手もいれば、「よくなかった」相手もいたかもしれない。ネットの記事などを読んでいると、「サイズや形」「技術」「頻度」などの点から「相性」をとらえているものもある。僕はちょっと違う視点から見ていきたい。

 たとえば「ザ・面接」には、いろいろなタイプの女の子がやってくる。やってもやっても「まだ足りない」と言う子もいれば、セックスのシチュエーションや体位にこだわる子もいる。そうかと思えば、セックスのあとに至福の涙を流す子も……。

 ことほどさように、セックスという一面を見ても人によってぜんぜん異なるわけだから、合うパートナーも違って当然である。

 以前にも書いたことがあるが、人は「本能系」か「思考系」か「感情系」のいずれかに属している。「本能系」の女なら「本能系」の男と、「思考系」の女なら「思考系」の男と……というように、同じ系同士がいちばん合うと僕は思っている。つまり、それこそがセックスの相性ではないかと。

 先ほど例に引いた「やってもやっても足りない子」とは「本能系」に属しており、しかも社会性に縛られているか、ストレスを溜め込んでいる。こんな子に太刀打ちできるのは、生き物としての精力も強い「本能系」の男くらいである。

 一方、「思考系」同士では、そもそも考えるのが得意だから、妄想すらもセックスのスパイスになってくる。SMプレイを楽しむのも、この「思考系」だ。換言すれば、SMを構築するにはそれだけの頭脳が求められるということである。また、セックスはなければなくてもいいという人も「思考系」に多い。

 残る「感情系」は、体力に任せてやりまくるのは得意ではないし、妄想を駆使してイヤらしいセックスを展開するのも本分ではない。では、セックスに何を求めているのか? それは愛情交感という側面ではないかと思う。

 このようにそれぞれの指向性があるから、それが違う者同士がセックスしても、やはり上手くはいかない。したがって、セックスの相性とは、まずは自分の指向性に合う相手、つまり自分と同じ系の相手を選ぶことにある。

 とはいえ、セックスとは単に性器の結合ではないし、快楽の追求だけでもない。お互いの心がつながらない限り、なかなか充足は得られないものだ。「本能系」や「思考系」のセックスでは、心がつながりにくいのも事実である。その点、「感情系」はもともと愛情交感へと向かうため、3つの系のなかでは最もつながりやすい。

 こう書くと、「感情系」がよくて、「本能系」や「思考系」はダメだと思われるかもしれないが、もちろんそんなことはない。なぜならば、3つの系とはいわばヨコ軸であり、このほかにタテ軸があるからだ。タテ軸とは「意識階梯」である。それぞれの人の意識レベルが上がっていけば、ヨコ軸の系とは関係なく交わり合い、つながっていけるのである。

 

 

【H12】深いオーガズムの意識レベル
【H24】肉体のみならず心の歓びも得る意識レベル
【H48】肉体的な快感の意識レベル
【H96】ストーカー・セクハラ・SM的セックスで快を得る意識レベル
【H192】【H384】ハードSM・レイプ・快楽殺人で快を得る意識レベル