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第17章 どうすれば中でイケるのか?

 前章で「クリならイケるけれど、中でイケない子が多い」という話を書いた。では、クリでイケる子が、中でもイケるようになるにはどうすればいいのか?

 

 中でイケない理由としては、その人が育った環境や体験が深く関係しているので、万人に共通の特効薬はないのだが、ちょっとしたキッカケで変わる可能性がないわけではない。そのヒントはオナニーの中にある。

 

 「ようこそ催淫(アブナイ)世界へ11 働く女子の知られざる秘部」に出た加奈(30歳)は、毎朝ベッドでするオナニーから一日が始まる。朝のオナニーは短いが、夜はじっくり時間をかけ、犯される妄想に浸りながらオナニーをして眠りに就く。オナニーをしないと眠れないという。そんな彼女にとっては、セックスすらオナニーのためのオカズなのだそうだ。

 

 加奈ほどではないにせよ、「セックスよりもオナニーのほうが気持ちいい」と言う子が増えている。感じる場所や気持ちいいさわり方は、自分がいちばんよく知っている。だから「そこじゃないのに」とか「もっと強く(もっとやさしく)」という不満もオナニーにはない。

 

 しかも、早い子は小学校に上がる前からオナニーを始める。最初は無意識のうちに何かが股間にあたり、そこで気持ちよさを覚えて、習慣化していく。始めたころは肉体への刺激だけだが、そのうち妄想を働かせるようになる。こうして〈エッチモード=妄想〉というエネルギーパターンができあがる。

 

 しかしである。オナニーをしすぎると外派になる。クリではイケても、中でイケなくなるのだ。とはいえ、誰しもオナニーをやめることは難しいだろう。

 

 ちょっと余談になるが、かつて脳科学者の大木幸介さんと雑誌で対談した際、「人間は快楽中枢で生かされている」と彼は言った。大木さん曰く、ラットの実験で、食の快楽中枢を取ってしまうと、味がしなくなり、ラットは空腹でもエサを食べずに死んでしまうのだそうだ。僕らはお腹が空いたから食べると思っているけれど、それは食べて美味しいからこその話なのだろう。

 

 快楽中枢で生かされている僕たちが、気持ちいいオナニーをそう簡単にやめられるはずがない。だったら、どうすればいいのだろう。

 

 先ほども書いたが、ほとんどの人が、妄想(思考オクターヴ)と肉体への刺激(本能オクターヴ)でオナニーをしている。そこへ感情移入(感情オクターヴ)を意識的に使ってみるのである。

 

 具体的には、まず対象となる相手をビジュアライズする。その相手にクンニなどをされて、思いっきり焦らされているところを想定する。そんなシチュエーションにおいて、感情移入してお願いをする。「焦らさないで!」でもいいし、「好きっ!」でもいい。感情移入するオナニーは、これまでとは違った新たな快感をもたらしてくれるはずだ。

 

 中でイケないセックスとは、相手の体を使ったオナニーのようなものである。なぜならば、オナニーと同様に妄想(思考オクターヴ)と肉体への刺激(本能オクターヴ)でセックスしているのだから。中でイクためには、思考オクターヴを休ませ、感情オクターヴと本能オクターヴを使う。感情移入するオナニーは、きっとそのための効果的なレッスンになるはずである。